niconico新バージョン「(く)」 来年2・28提供開始

niconico新バージョン「(く)」 来年2・28提供開始

 動画サービス「niconico」を運営するドワンゴが28日、都内で会見を行い、新バージョン「niconico(く)」(ニコニコクレッシェンド)を来年の2月28日に提供開始すると発表した。



【写真】ドワンゴ代表取締役会長の川上量生氏



 歴代16番目となる同バージョンでは、自社開発した2つのストリームサーバ「Akashic(アカシック)」(双方向を担う)と「DMC(ディーエムシー)」(引用・合成を担う)によって、さまざまな新機能を実装。このシステムを用いて、ニコニコ動画・ニコニコ生放送に続く3つ目のインターフェース「nicocas」(ニコキャス)を提供する。



 「nicocas」は、動画・生放送・双方向・映像合成が一体化したインターフェースで、さまざまなアイテムや演出を介して、生放送配信者と視聴者による番組の合作や、簡単なリアルタイム映像合成が可能。よりアクティブなコミュニケーションをユーザーが一体となって楽しめるサービスとなっている。



 スマートフォンでは、niconicoで初めてログイン不要で視聴可能となり、誰でも手軽に生放送を楽しむことが可能となった。12月3日より、新バージョンの体験会を随時開催していく。会見で発表された各機能の概要は以下の通り。



<双方向機能>生放送配信者と視聴者が協力し合い、一体となって楽しむことができるリアルタイムコミュニケーションを実現する。



■ニコ割ゲーム:全員強制参加のゲーム&ランキング

配信者と視聴者が一斉にミニゲームで遊べる機能。生放送中、全員が強制的にプレイしてスコアを競い合ったり、抽選で選ばれた視聴者がプレイする様子をみんなで応援したりと、色々な遊び方を楽しむことができる。



■ニコニコQ:アンケートやクイズを作成・共有できるUGCアンケートサイト

リアルタイムで視聴者に設問し、その場で集計結果が出るニコニコ生放送のアンケート機能を進化させた新サービス「ニコニコQ」。ユーザーはアンケートのほか、クイズや問題集を事前に作成・登録し、共有して楽しむことができる。「nicocas」では、配信者に代わり、視聴者も事前にアンケートやクイズを用意し、「ニコニコ新市場」に貼り付けて生放送番組に提供できる。



■ニコニコ新市場(しんしじょう):UGCアイテムや遊べる機能も貼り付け可能に

アフィリエイト商品広告サービス「ニコニコ市場」(いちば)が「ニコニコ新市場」にリニューアル。新市場のラインナップは、従来の動画関連商品に加え、生放送配信者と視聴者が一緒に遊べるアイテムや演出機能などを『起動ボタン』として貼り付けることができる。



■8パズル:配信中の映像がパズル化、視聴者の協力で完成

生放送映像がリアルタイムに分割され、パズルになる機能。バラバラになったピースは、視聴者のクリックによる多数決で一番多かった方向に移動を繰り返し、元の映像を完成させていきます。配信者は少しずつ見せたい映像や画像をネタにしたり、視聴者はあえて元通りにせずユニークな画に仕上げたりと、それぞれの楽しみ方が広がる。



<リアルタイム映像合成演出> 生放送番組を簡単操作で盛り上げることができるリアルタイムの映像演出。



■オープニング・エンディング:リアルタイム映像合成による演出を実現

生放送配信時に、ボタンひとつで独自のオープニングとエンディング映像を流せる機能。「ニコニコ新市場」から選んだ映像素材に、自身の生放送画面をリアルタイムに合成できるほか、エンドロールに配信者名・番組名・来場者数・コメント数・タグなどが表示され、自動的にカスタマイズすることができる。流れる音楽は、ボカロ曲とのタイアップも予定。



■引用する:自分の生放送番組に、動画・生放送を挿入して実況配信が可能に

投稿された動画や配信されている生放送の映像をリアルタイム映像合成によって引用し放送することができる機能。引用配信中の画面は4つのパターンで切り替え可。元画面と引用画面をボタン一つで交互にメイン画面に切り替えることができるほか、それぞれワイプ表示することも可能。スマホ配信でも引用することができる。



■マルチカメラ:スマホをセカンドカメラにして配信スタイルの可能性を拡大

PCブラウザでの生放送配信中に、スマートフォンのカメラでの撮影に切り替えができる機能。固定カメラと手持ちカメラを自由自在に操るように、思い立ったらすぐスマホ片手に移動しながら配信ができる。



<動画発掘・クリエイター支援> より多くの作品に触れる機会を増やし、新たなコンテンツの発掘とクリエイター支援につなげる。



■ニコニ広告:クリエイター奨励プログラムに対応

二コニコポイントを使ってユーザーの投稿動画を宣伝することができるサービス「ニコニ広告」がクリエイター奨励プログラムに対応する。「nicocas」では、【休憩する】機能を使って、生放送中に宣伝したい「ニコニ広告」された動画を流せる。放送された動画は、『あとで見る』ボタンが押されると再生数が加算され、動画投稿者は作品の人気度などに応じて奨励金(クリエイター奨励スコア)を受け取ることができる。



■クルーズ:お気に入りの動画・生放送と出会う機会が増加

ユーザー生放送をランダムに巡回するサービス「ニコ生クルーズ」(http://live.nicovideo.jp/s/cruise)がリニューアル。ボカロやゲームなど様々なジャンルのクルーズ番組が追加されるため、ユーザーはテーマ別の幅広い選択肢からクルーズを選んで乗船(参加)して、より多くのお気に入り動画や生放送を見つけられるようになる。また、好きな動画をリクエストして抽選に当たった動画が順番に再生されるラジオ風のニコニコ動画専門チャンネル「Nsen」も「クルーズ」で復活する。



■バッジ:動画や配信者の発掘貢献者に特典

「nicocas」をはじめとしたあらゆる機能を利用して、まだ知られていない動画や配信者を発掘したり、「ニコニコ新市場」やコメントを通じて番組の盛り上げに貢献すると、アクションの達成度に応じてバッジが付与される。

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